1日の学習時間を増加する

日商簿記検2級・3級の同時取得に必要な学習時間を、150~200時間と想定しました。しかし、本試験日から逆算した学習時間がそれに満たない場合、必要となるのが1日の学習時間を増加すること。その秘策を紹介しましょう。

まず、社会人が受験勉強をしようと思った場合、1日のメイン学習を帰宅後に行おうと考えることでしょう。しかし、帰宅後は仕事の疲れはもちろん、食事や入浴などの些事、そして、どうしても見逃せないテレビ番組などもあることでしょう。そこで提案したいのが、メイン学習の早朝へのシフトです。

例えば、起床時間を1~2時間早め、早めた分の時間をそのまま学習に充てるのです。帰宅後の疲れた頭に比べ、睡眠により活力を取り戻した脳ならば記憶力に集中力も格段に向上すること間違いなし! また、帰宅後とは違い出社時間がデッドラインとなるため、その切迫感からより集中力を増した学習が可能となるなど、一石二鳥の学習スタイルといえるのではないでしょうか。

もちろん、帰宅後のわずかな時間を学習に充てましょう。疲労により効率的に学習できないかもしれません。しかし、就寝前の数分でもいいからテキストを開くことにより学習するクセを付けることが重要なのです。

スキ間時間を学習に。無駄な時間は仕分けする!

次いで実効したいのが、1日の内に点在する〝スキ間時間〟の有効活用です。どんなに多忙な方であれ、行き帰りの通勤時間や昼食後の休憩時間は存在するもの。そんなスキ時間にも、テキストやCD・DVDなどのメディア教材を活用し、学習に充てれば1日で1時間程度の学習時間は捻出できるものなのです。

本試験まで残り1、2週間といった追い込み期間にこそ、学習時間を最大限に確保すべきです。多くの合格者が、この期間の追い込み学習により飛躍的に実力が向上し、結果として合格できたのではないかと分析しています。

そこで是非実践してもらいたいのが〝無駄な時間の仕分け〟です。例えば、スイッチを押せば起動してしまうテレビやパソコンは主電源から抜き、簡単にアクセスできないようにする。また、雑誌やマンガなども購入を我慢。飲み会やデートも行かず、この期間は学習だけに没頭するのです。結果発表後「あの時、頑張っておけば……」と後悔する前に、この時期は学習に専念して下さい!

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